1.お酒
2.タバコ
3.チルド輸送された輸入生ハム
4.もぎたて野菜をそのまま食べる
5.猫のトイレ掃除
6.乳児の頬にキス
7.欧州から輸入したソフトチーズ
このクイズにあてずっぽうではなく、自信をもって答えられましたか?
もし、理由もしっかり答えられなかったのなら、「この本」をぜひ読んでほしいと思います。
発起人:トーチの会代表 渡邊智美(わたなべ・ともみ)
改めまして、こんにちは。トーチの会代表の渡邊智美です。トーチの会は先天性トキソプラズマ症と先天性サイトメガロウイルス感染症の子を持つ母親たちが集まって、2012年に作った患者会です。今年6月からはNPO法人となりました。患者会として患者同士をつないで支えるピアサポートの他に、現在は母子感染症の予防啓発をする活動を主として行っています。
妊婦に病気を運ぶもの…つまりは感染経路ですが、それがあなたの何気ない言動や行動で作られてしまうこともあれば、逆にあなたが知識を持つことで妊婦さんへの感染経路を遮断することもできるかもしれないのです。
それがはじめに挙げたクイズにつながります。あのクイズを理由も含めて正しく答えられなかったのなら、ぜひあなたの周りにいるかもしれない妊婦さんを守るためにも「この本」を読んでほしいと思います。(ここではあえて、クイズの答えは書きません。知りたい方はトーチの会のHPをぜひご覧になってください。)
今回サウザンブックスから出す本は、これまでの翻訳本とは違い完全オリジナル本です。妊婦さんだけでなく、誰もが知っておいた方が良い先天性トキソプラズマ症と先天性サイトメガロウイルス感染症をはじめとした母子感染症の予防方法を学ぶための本ですが、決して難しい専門書ではありません。マンガを読みながら自然と知識が身につくような内容で、その他、当事者の体験談(エッセイ)、専門家(長崎大学森内浩幸、旭川医大伴戸寛徳)による解説も掲載予定です。
ぜひこの本を世に出して、未来の命を守るきっかけを作っていきませんか?
発起人:トーチの会代表 渡邊智美(わたなべ・ともみ)
先天性トキソプラズマ&サイトメガロウイルス感染症患者会「トーチの会」代表。2011年春に先天性トキソプラズマ症の娘を出産したことをきっかけに、トーチの会を設立。 母子感染症の中でも、特に日本では認識されていないトキソプラズマやサイトメガロウイルスに関する知識を、少しずつでいいから世の中に広めていき、悲しい思いをする親子を減らしたいという思いで、妊婦のトキソプラズマ抗体検査と新生児のサイトメガロウイルス尿検査の必須化、国主導での妊婦やその周囲の人たちへの注意喚起、ワクチンや治療薬の国内開発・認可、難病指定などをもとめて活動しています。
トーチの会HP:https://toxo-cmv.org/