LGBTQ+ユースからユースに届ける
コミック+エッセイ+お役立ち資料
書名: トビタテ!LGBTQ+ 6人のハイスクール・ストーリー
著:野原くろ/エスムラルダ
発行年:2022年6月
仕様:A5判/並製本/150ページ
ジャンル:コミック/エッセイ/教育
ISBN:978-4-909125-39-2

試し読みはこちらから


野原くろ(のはらくろ)
ニューヨーク、Pratt Institute中退、1995年12月雑誌『薔薇族(96年2月号)』で漫画家デビュー。その後、イラストレーターとして活躍しながら、古川書房から単行本『ミルク』全3巻を刊行、雑誌「Badi」の連載などでも作品を発表し続け、現在は単行本『下宿のお兄さん』が6巻まで刊行中、また新作『玄太はオレが好き』をWEBマガジン「newTOKYO」に連載中。韓国の6699pressが制作した『キミのセナカ』は韓国、台湾で出版後、日本でも発行され話題に。また、フランスでは電子書籍連載後に書籍化もされた。バンドcali≠gariのギタリスト桜井青と「くろとあお」でも活動中。

エスムラルダ
1994年よりドラァグクイーンとして各種イベントやメディア、舞台などに出演。2002年、東京都「ヘブン・アーティスト」ライセンスを取得。
脚本家・ライターとしても活動しており、舞台・ドラマの脚本や東宝ミュージカル『プリシラ』(宮本亞門演出)の翻訳を手がける。近著に『ロジカルメモ』(アスコム刊)。また2018年12月、作詞家・及川眠子、作曲家・中崎英也のプロデュースにより、ドラァグクイーン・ディーヴァ・ユニット「八方不美人」を結成し、CDデビュー。

自分らしくありたい
そして誰も傷つけなくない

 若いLGBTQ+の悩み、迷い、優しさ、そして勇気がギュッとつまった胸キュン・ストーリーを通じて、彼らの悩みを、知る、学ぶ、応援する。コミック、エッセイ、関連資料が1冊に。

 男性として扱われることに違和感を覚えるも、女性として生きたいわけではないと思い悩む凛。ゲイというセクシャリティを自分自身で受け止めることができず、ついつい何事にも否定的になり、周囲に嫌がらせをしてしまう輝。転校生のさやかは正義感が強いレズビアン。寡黙な優等生タイプの智史、明るくフェミニンな雰囲気のオープン・ゲイの虹太、明るく優しい性格が魅力の陽菜。

 ここにいるのは、自分自身に正直であろうと、そして誰も傷つけたくないと葛藤するティーンたちばかり。 周囲への初めての告白(カミングアウト)、初めてみつけた理解者や仲間たち、彼らとの適切な距離を保つことの難しさ、そして常にある自分自身との葛藤。悩んだ末に決断した海外留学。



「トビタテ!留学JAPAN」派遣留学生有志&「プライドハウス東京」

 「トビタテ!留学JAPAN」は、文部科学省が展開する日本の若者の海外留学への気運を醸成する官民協働の留学促進キャンペーン。その主な取り組みである「日本代表プログラム」による派遣留学生(以降、トビタテ生)のなかには、自身がLGBTQ+当事者、LGBTQ+に関連するテーマでの留学経験者など、LGBTQ+に関心の強い人が多くいました。

そんなトビタテ生の何名かが、大学のサークルやプライドパレードの企画などを通して、プライドハウス東京と接点をもつことに。留学を通して価値観が広がったと同時に、日本で当事者として生きることが辛い、自分が当事者であることを受け止めきれないなど様々な辛さや困難に悩んでいる人もいました。もし、LGBTQ+に関するレガシーを残すのなら、私たちと同じように悩んでいるユースに向けて、レガシーを残したい。その想いが「プライドハウス東京」と共鳴し、本プロジェクト立ち上げに至りました。

『トビタテ!LGBTQ+ 6人のハイスクール・ストーリー』を全国の高校・中学校図書館に届けていく「トビタテ!本贈りプロジェクト」について