アウティングがきっかけで失われた命
事件を風化させないために
書名:一橋大学アウティング事件が ‘私’ に遺したもの
編著:松中権
仕様(仮):四六版・全1C・頁数未定
ジャンル:単行本・社会問題・LGBTQ

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セクシュアル・マイノリティ当事者、新聞記者、家族、友人
一橋大学アウティング事件に関するさまざまな人の想いをかたちに

2015年、一橋大学法科大学院においてゲイの学生から同性愛の恋愛感情を告白された異性愛の男性が、共通の友人関係や告白後のゲイの学生の言動に悩んだ後に、友人ら7人にグループメッセージでその学生が同性愛者であることを暴露(アウティング)。これをきっかけにゲイの男性が心身に変調をきたし転落死したとされる、一橋大学アウティング事件。
そこから、2025年で10年の節目となる今、事件を風化させないためにも関係者の声をまとめてかたちにします。

予定している執筆者

・松中権(プライドブリッジ会長、認定NPO法人グッド・エイジング・エールズ)

・神谷悠一(プライドブリッジ副会長、一般社団法人LGBT法連合会事務局長)

・川口遼(プライドブリッジ副会長、名古屋大学ジェンダーダイバーシティセンター客員研究員)

・本田恒平(立教大学経済学部助教・一橋大学学生団体LGBTQ+ Bridge Network 元代表)

・太田美幸(一橋大学教員)

・くにたち男女平等参画ステーション

・パラソル

・松岡成子(特定非営利活動法人ASTA共同代表) ほか

ほか

発起人・編著:松中権(まつなか・ごん)
NPO法人グッド・エイジング・エールズ代表 / プライドハウス東京代表 / ゲイ・アクティビスト。
1976年、金沢市生まれ。一橋大学法学部卒業後、株式会社電通に入社。海外研修制度で米国ニューヨークのNPO関連事業に携わった経験をもとに、2010年、NPO法人を仲間たちと設立。2016年、第7回若者力大賞「ユースリーダー賞」受賞。2017年6月末に16年間勤めた電通を退社し、二足のわらじからNPO専任代表に。LGBTと社会をつなぐ場づくりを中心としたこれまでの活動に加え、日本全国のLGBTのポートレートをLeslie Keeが撮影するプロジェクト「OUT IN JAPAN」や、2020年に向けたプロジェクト「プライドハウス東京」等に取り組む。