第二次世界大戦中の日系アメリカ人
ジョージ・タケイが体験した強制収容所の暮らし
原書の情報
書名:MY LOST FREEDOM A Japanese American World War II Story (ぼくの失われた自由 第二次世界大戦の日系アメリカ人の話)
著:George Takei(ジョージ・タケイ)
絵:Michelle Lee(ミッシェル・リー)
発行年:2024年
仕様:48ページ/4色
ジャンル:児童書・絵本・ノンフィクション
ISBN:978-0593566-35-0
  • ただいまクラウドファンディング実施中!
    2/5までに250万円の目標達成で出版決定!!
  • はじめての方へ

日本がハワイ島の真珠湾を空爆したとき、ぼくはたったの4歳だった。

1941年12月7日。

そのとき、すべての日系アメリカ人たちの人生がとつぜんガラリと変わった。

文:George Takei(ジョージ・タケイ)
60年にわたるキャリアを持つ日系アメリカ人三世の俳優。グラミー賞にノミネートされたアーティストで、ニューヨークタイムズのベストセラー作家。これまでに、40 本以上の長編映画と何百ものテレビ役に出演し、最も有名なのは『スター・トレック』のヒカル・スールー役。2005年に自身がゲイであることをカミングアウトした後はLGBTQ+ の権利回復、結婚の平等のための活動にも取り組む。
全米日系人博物館の名誉会長および理事もを務め、2004年には日米関係への貢献が評価され、天皇陛下から旭日小綬章を授与された。

絵:Michelle Lee(ミッシェル・リー)
イラストレーター/デザイナー。南カリフォルニアで生まれ育ち、カリフォルニア大学バークレー校で版画と生物学を学び、幼稚園から高等学校までの科学教師として働きながら、ペンシルバニア大学で教育学の修士号を取得。

日系アメリカ人の俳優
SFテレビドラマ『スター・トレック』等にも出演
ジョージ・タケイが描く、感動的な実話

1942年2月19日。この日を境に、4歳のジョージの人生はがらりと変わりました。
真珠湾攻撃をから二か月後、日系人を敵国側の人間と見なす当時のアメリカ政府によって、日系人は強制的に隔離・収監されることに。
ジョージと家族も、ある日突然家を追われます。そしてそこから、3年間にわたる強制収容所での暮らしが始まるのでした―。
第二次世界大戦中の日系アメリカ人強制収容所。
ひとりの日系の子どもの成長記録。



北丸雄二プロフィール翻訳・発起人:北丸雄二(きたまるゆうじ)
ジャーナリスト、作家。中日新聞(東京新聞)NY支局長から1996年にし、在NYのまま日本向けに国際政治・社会・文化などの情報を発信。2018年に東京に拠点を移しラジオやネット番組でニュース解説などを行う。訳書に『LGBTヒストリーブック 絶対に諦めなかった人々の100年の闘い』(サウザンブックス社)などの他、ブロードウェイ演劇台本も多数訳出、近著には『愛と差別と友情とLGBTQ+ 言葉で闘うアメリカの記録と内在する私たちの正体』(人々舎)がある。