レズビアンのお母さんたちと子どもたちの暮らしを描いた秀作
名作絵本を多数手がける絵本作家
パトリシア・ポラッコによる温かみあるイラストも魅力!
原書名:In Our Mothers’ House
著:Patricia Polacco
出版社:Philomel Books
発行国:アメリカ
発行年:2009年
言語:英語
仕様:上製本/A4変形/48ページ/フルカラー
ジャンル:フィクション(絵本) ISBN:978-0888393173

  • 2018 年10月頃刊行予定
    プロジェクトの様子はこちらから
    販売開始のお知らせをご希望の方は下記よりメールアドレスをご登録ください。
  • はじめての方へ


うちは、お母さんが2人、子どもが3人の「かぞく」。
でも、特別なんかじゃない。

 

絵本『In Our Mothers' House』は、レズビアンのお母さんたちと子どもたちの暮らしを描いた作品です。レズビアンカップルの、マーミーとミーマーの作る家庭は、とてにぎやか。近所の家と、なにも変わりません。
3人の子どもたちの元気な声が家中にひびき、2人の母親は子どもたちといっしょに、料理をしたり、踊ったり。楽しいそうなことには、なんでもチャレンジしてみます。

ときには、偏見のある人に出会ったり、いじわるなことを言われて傷つくこともあります。
でも、明るい家族は、しっかりと地域にとけこみ、さまざまな人たちとまじわりながら、どこにでもいる「家族」の1つとして、生活を重ねていきます。

2人の母親は、こどもたちに教えます。
「人と違うのは、いけないことではないのよ。
 むしろ、違いがあるのは、良いことなの」

子どもたちは、いつしか巣立ち、マーミーとミーマーも年を重ね、おばあちゃんになっていきます。
変わらないのは、家族をつなぐ愛情……。

家族の、はじけるような笑顔。差別をうけて、堂々と抗議する顔。
悲しみをわかちあおうと寄りそう顔。そして、苦楽をのりこえて寄りそう、2人のおばあちゃんの顔……。
ストーリーももちろん、パトリシア・ポラッコさんの描く、リアルで親しみやすい表情も見どころの1つ。

家族に必要なものって、なに?
子どもを育てるのは、特別なことではない。たった1つ、大切なもの、それは……。

大切なものに気づかせてくれる絵本です。


著者プロフール

Patoricia Polacco(パトリシア・ポラッコ)
作家、イラストレーターとして活躍し、日常の問題をテーマにした作品を多く手がけ、これまでに45冊もの児童書を出版している。 全国の学校を訪問して講演活動も行っている。本書『In Our Mothers' House』は、講演活動を通じて、レズビアンマザーの親を持つ何人もの子供たちと出会い、こういった伝統的な形ではないかもしれないが素晴らしい家族を持つ子供たちのために、さまざまな家族の形を讃える本を書く必要を感じて誕生した。日本で翻訳出版されている絵本には『ありがとう、フォルカーせんせい』(岩崎書店)、『彼の手は語りつぐ』(あすなろ書房)などがある。

PRIDE叢書
サウザンブックスのPRIDE叢書は、セクシュアル・マイノリティが誇り高く生きていくための世界の本を出版していくシリーズです。 1作品めは、スペイン人気ブロガーがLGBTの声にもとづいて書いたゲイ小説「ぼくを燃やす炎」。

PRIDE叢書 編集主幹:宇田川しい
ライター、編集者。ゲイ・アクティビスト。90年代のゲイブーム時代からゲイであることをカミングアウトしライターとして主にストレート向けのメディアで活動。近年ではハフポストジャパンなどでセクシュアル・マイノリティのリアルな姿や、社会における問題を伝える記事を執筆している。

応援団体「にじいろかぞく」
子育てするLGBTとその周辺をゆるやかにつなぐ団体。WEBやイベントを通じた情報発信やコミュニティーづくりなどを行なっている。 https://queerfamily.jimdo.com