待望の『LGBTヒストリーブック日本運動史編(仮)』がついに始動!
書籍情報
書名: LGBTヒストリーブック日本運動史編(仮)
著者:山縣真矢・後藤純一ほか
仕様(仮):B5判/並製本/250頁前後
ジャンル:ノンフィクション/人権問題/LGBTQ+

※本書は、2019年刊行『LGBTヒストリーブック』の構成・仕様に倣って制作予定です。
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編著:山縣真矢(やまがた・しんや)
1967年岡山県倉敷市生まれ。出版社に勤務後、現在はフリーランスの編集者・ライター。編集した書籍は『LGBTヒストリーブック』『筆録 日常対話』等。2002年から東京のプライドパレードの運営に携わり、2011年5月に任意団体「東京レインボープライド」の設立に参画し、2012年9月から代表に。2015年8月に「特定非営利活動法人 東京レインボープライド」設立に合わせて共同代表理事に就任。2019年9月に勇退し、現在は顧問。2021年3月に提訴した「結婚の自由をすべての人に」訴訟(同性婚訴訟)の東京二次原告の一人。また、故郷・岡山で2021年11月に初開催されたプライドパレード『岡山レインボーフェスタ』の主催団体「ももにじ岡山」の運営メンバーでもある。


編著:後藤純一(ごとう・じゅんいち)
1969年青森県弘前市生まれ。京都大学文学部社会学専攻卒業。1996年からドラァグクイーン(やそれに類するパフォーマー)やイベントオーガナイズをしながら、ゲイ雑誌『バディ』編集者・ライター、校正者などを経て、All About[セクシュアルマイノリティ・同性愛]ガイド、LGBTQ+Allyのための総合情報サイト「PRIDE JAPAN」、ゲイのための総合情報サイト「g-lad xx(グラァド)」などWebメディアを中心にLGBTQライターとして活動。1997年に東京国際レズビアン&ゲイ映画祭ボランティアスタッフ、2001年に東京レズビアン&ゲイパレード実行委員(20005年にはファンドレイジングイベント)、2007年に尾辻かな子氏選対広報部長を務めたほか、HIV予防啓発などのコミュニティ活動にも携わってきた。共著に『職場のLGBT読本』『LGBTIの雇用と労働』『はじめよう!SOGIハラのない学校・職場づくり』『虹色チェンジメーカー』、単著に『LGBTツーリズムハンドブック』『LGBTQおもてなしガイドブック』がある。

連綿と続く、日本のLGBTQアクティビズム
1960年代までの歴史のおさらいに始まり、2020年以降の現在、そして未来に向けて

「LGBT」という言葉が登場する以前から連綿と続く日本のLGBTQアクティビズム(権利回復運動)。1960年代までの「歴史」のおさらいに始まり、日本におけるアクティビズムの黎明期から形成期などを経て、バックラッシュなどもありながら2010年代の“LGBTブーム”に至った、日本のLGBTQ運動史の大きな流れをつかみ、現在、そして2020年代以降のアクティビズムの未来へとつなげていく。

■目次案
序章:差別との闘い
第1章:1960年代までの「歴史」をざっとおさらい
第2章:1970年代「プライド運動の萌芽・胎動、運動への助走」
第3章:1980年代「プライド運動の揺籃期・草創期」
第4章:1990年代「プライド運動の形成期」
第5章:2000年代「コミュニティの高まりと“バックラッシュ”」
第6章:2010年代以降「“LGBTブーム”と運動の拡大期」
終章:2020年代「闘いは続く〜LGBTQコミュニティの未来〜」


※目次や収録内容は変更になる場合もございます。