LGBTの権利回復の運動の歴史をわかりやすく
『Gay & Lesbian History for Kids』
書名:Gay & Lesbian History for Kids
著:Jerome Pohlen
発行国:アメリカ
発行年:2015年
ジャンル:ノンフィクション・歴史
ISBN:978-1613730829
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ストーンウォールの反乱から50年
LGBTの権利回復の運動の歴史

本書『Gay & Lesbian History for Kids(子どものためのゲイとレズビアンの歴史_LGBTの権利回復を求めた100年の苦闘』は、その副題通り、1世紀という長期にわたるLGBTの権利回復に向けた運動の歴史を、子どもたちのためにわかりやすく解説しています。

1950年代のラベンダー・スケア(ゲイ狩り)、ストーンウォールの反乱、 AIDS危機。
公民権運動の異端児で、最初のゲイの権利団体を組織したマグヌス・ヒルシュフェルト
レズビアンの社交クラブだった「ビリティスの娘たち」という団体を、強力な運動団体に変えたフィリス・ライオンとデル・マーティン
有名なアメリカ最初のトランスジェンダーであるクリスティーン・ジョーゲンセン
そしてサンフランシスコの最初の公選市会議員ハーヴェイ・ミルクについても学べるようになっています。

さらに、歴史上のLGBTたち、フォン・スチューベン将軍、アラン・チューリング、ジェイン・アダムス、ベイヤード・ラスティン、その他の人々もとりあげています。そして歴史の最後を飾るのは、同性婚を可能にした最高裁の判決です。

「愛について」考える21の活動も収録しています。これは元々、学校でのクラス活動を想定したものですが、大人の集まりでもやってみることで、愛と人権について理解が深まることでしょう。

著者のジェローム・ポーレンは、独立系出版社シカゴレビュー出版の編集長。人権運動としてのLGBT運動の子供向けの本がないことに気が付いたため、本書を執筆しています。小学校の理科の先生だった経験もあり、子供向けのわかりやすい科学書『アインシュタインと相対性理論』(丸善出版)は、日本でも翻訳出版されています。また、『アメリカの奇人』シリーズを手掛けた旅行ライターとしても有名です。





PRIDE叢書
サウザンブックスのPRIDE叢書は、セクシュアル・マイノリティが誇り高く生きていくための世界の本を出版していくシリーズです。 スペイン人気ブロガーがLGBTの声にもとづいて書いたゲイ小説『ぼくを燃やす炎』。レズビアンカップルと子ども達の物語『ふたりママの家で』

PRIDE叢書 編集主幹:宇田川しい
ライター、編集者。ゲイ・アクティビスト。90年代のゲイブーム時代からゲイであることをカミングアウトしライターとして主にストレート向けのメディアで活動。近年ではハフポストジャパンなどでセクシュアル・マイノリティのリアルな姿や、社会における問題を伝える記事を執筆している。