
バゲットを食べるとき、最初の一口はどこから食べていますか?
端から? 真ん中から?本書『バゲット食べ方図鑑』は、そんなどうでもいいようで、実はずっと気になっていた疑問を入り口に、バゲットのおいしさを見つめ直していきます。
小麦・水・塩・酵母というシンプルな材料で作られるバゲットは、クラストとクラムの食感差や焼き色、気泡、時間経過によって味わいが大きく変わります。カットの仕方、スライスの厚みなど、さまざまな食べ方を比較し、パン職人や業界関係者、パンマニアの声も紹介。
正解を決めるのではなく、違いを楽しむ「図鑑」として、読む人が自分なりの一口目を見つけられる一冊です。
【目次(予定)】
第1章:バゲットというパン
• バゲットの基本構造(クラストとクラム)
• 焼き色・香り・気泡が味に与える影響

第2章:最初の一口、どこから食べる?
• 端から食べた場合
• 真ん中から食べた場合
• 斜めにカットした場合
• スライス幅による違い
• 時間経過による味わいの変化

第3章:パン好き〇〇さんに聞きました
• 芸能人・著名人の食べ方
• パン職人・業界関係者の視点
• 一般パンマニアの偏愛スタイル

第4章:シーン別・バゲットの楽しみ方
• 朝食として
• ワインやチーズと合わせて
• 旅先で食べるバゲット
発起人・著者:片山智香子(かたやま ちかこ)
この本を作りたいと思ったのは、いつものようにバゲットをスライスしながら食べていたときのことでした。何の疑いもなく斜めにカットしていたけれど、ふと「本当にこれが一番おいしい食べ方なのだろうか?」と思ったのです。みんなは、どこから、どんなふうに食べているのだろう。そんな小さな疑問が、この企画のきっかけでした。
バゲットは、小麦・水・塩・酵母という、とてもシンプルな材料で作られるパンです。だからこそ、粉や酵母、製法の違いが味わいに分かりやすく表れます。これまでバゲットは、作り手や製法の視点で語られることが多くありましたが、食べ方によって感じ方も変わるのではないか。そんなことを考えるようになりました。
私は、クラスト(外側)はカリッと、クラム(内側)はソフトな食感も楽しめるのが好きで、端っこより少し内側から食べることが多いのですが、これはあくまで私の好みです。ほかの人はどうなのだろう。その違いを知ることができたら、いままで以上にバゲットを堪能できるのではないかと思ったのです。
マニアの方はもちろん、これまでバゲットに特別な思い入れがなかった人にも、いつもの一口が少し楽しくなる食べ方を追求したいと考えています。これは私ひとりでは完成しません。ぜひ、みなさんの食べ方も教えてください。実践し、比べ、味わいながら、新しいバゲットの扉を一緒に開いていけたら嬉しいです。
発起人:片山智香子(かたやま ちかこ)
1万個以上のパンを食べ歩いた旅するパンマニア。テレビ・ラジオ・雑誌などのメディア出演のほか、Yahoo!ニュースなどのWebメディアを中心に記事を執筆。
業界誌『製菓製パン』で5年間にわたり連載を担当。YouTube「片山智香子のパン旅ちゃんねる」では、日本全国の美味しいパン屋さん情報を発信している。著書に『ボウルで3分こねるだけ! ラク!早!カンタン!おうちパン』『愛しのパン』がある。
Youtube:https://www.youtube.com/channel/UCTrVsMpIerB_1bTTeMt1mag
インスタ:https://www.instagram.com/katayamachikako/